アラサー不美人の哀れな美容事情

「アラフォー不美人」に改名する機会を探り中。

肌荒れとかダイエット依存とか。今あるものを大切にしたいですね、という話。

普段の私を気に入って見に来てくださる方がもしいらっしゃるなら、いつも本当にありがとうございます。
心の底から愛してます。え?いらん?


今日の私はネガティヴ満載です。
たまにこういうことを書くと思いますので、心に余裕のある方だけ読んでください。
カテゴリー分けておきます。
申し訳ありません。


「肌が弱くてしんどいな」「こんなん自分だけなんやろか」て方の心に1ミクロンでも寄り添えたら…という願いを込めて書きます。


「健康な肌」のありがたみを知る


女性にとって、いや男性にとっても…「健康な肌」というのは、日々の生活においてものすごく重要な要素の1つであるなぁ、と思う。


昨年の4月。
30歳になった年に、私はどえらい肌荒れを経験した。
きっかけは花粉症から来るちょっとした肌荒れだったのだが、それを治療するために行った皮膚科の処方薬にかぶれ、大爆発した。


それまでの私は仕事とダイエットに明け暮れ、肌の調子を気にしたことはおそらく人生で一度もなかった。


なんならむしろ、肌荒れを自己陶酔の材料にしていたような気さえする。


「ブツブツショボショボの肌になってもなお、仕事を頑張っている私…! 」

「肌が汚いのは栄養が回っていないから=ダイエットがうまくいっている証拠(今となっては全くの謎理論)」


開いた口がふさがらないとはまさにこのことだ。


肌が大荒れするちょうど一カ月ほど前、父と話をする機会があった。
父の通う理髪店の店長さん(男性)がアトピーに悩んでいる、という内容だった。


「自分よりは娘の方がスキンケア事情に詳しいであろう」と期待してか、真剣な目でアドバイスを求める父。
しかし私は、父の優しい性格を受け継ぐことが出来なかったらしい。


「ふーんそうなんや。大変やなー」


そんな冷たい返事でその場を軽く流したと記憶している。
今となってはこの時のアホすぎる私に、全力飛び膝蹴り(そんな技あるんけ? )をお見舞いしたいと思う。


まさかその一カ月後、自分のメンタルがこんなにも肌状態に左右される日々が訪れようとは夢にも思っていなかった。


花粉症によるそもそもの肌荒れは、皮膚科に行くほどの症状ではなかったのかもしれない。


けれどその頃、長年のひどい仕事依存とダイエット依存(というかそこそこエグめの摂食障害)から解放されつつあった時期でもあり、欲が出てしまっていたことは否定できない。


欲深きことは罪深きかな


「もっともっと生きやすくなりたい。もっともっとキレイになりたい」


もともと大した容姿も生き甲斐も持ち合わせていないくせに、自分を過大評価して分不相応の環境を求め、ないものねだりを繰り返すのは私の悪い癖だ。と思う。


その時もちょっとした肌の赤みが許せず、また、そんな時に限ってタイミング悪く「春は透明感のある肌がマスト! 」みたいなファッション誌の記事を読んでしまい、「それならその透明感、私も手に入れられないはずはない」と自惚れまくって突っ走った結果がコレである。


しかもこの肌荒れがまた、いつまで経っても治らないことよ。
どこの皮膚科にかかっても医師は「あの薬が合わないのならこれ以上の治療法はない」とお手上げ状態。
ネットで検索すれば不安を煽る大量の情報が洪水のように私を襲った。


この先一生、化粧も出来ず、日差しに怯え、肌になんの問題も抱えていない(ように見える)人たちを羨みながら生きていかなければならないのかもしれない。


そんな将来を想像するだけで、20年近く苦しんだ摂食障害の症状はあっさり吹き飛んだ。


もちろん深刻な皮膚病を抱えつつ摂食障害に苦しむ方も多くいらっしゃるだろうから、生まれつき丈夫な肌に恵まれた私がほざくこの甘えた考えを全力で恥じなければならない。


ただ、肌荒れした当時の私にとっては、当たり前のように化粧をして外出し、そのことになんの感謝も感動も抱かなかった昨日までの自分がとても腹ただしく、そして心底羨ましく思えた。


それほどインパクトのある出来事であった。


「『ぽちゃ専』、『ガリ専』はおっても、『肌荒れ専』はおらんやん」


見出しのフレーズをひたすら脳内で繰り返す自分に気づいた時、あれだけ「痩せたいのは男のためじゃない。他人のためじゃない。自分のためなんだ」と頑なに痩せにこだわり続けた自分も、結局は世間の評価に振り回されていたのだと痛感した。


もちろん、摂食障害に苦しむ人全員がそうだと言っているわけではない。
思うようにならない自分の内面と必死に葛藤して苦しむ人が大多数なのはよく分かっている。たまたま私がそうであったというだけの話だ。


これだって、摂食地獄からほぼ抜け出す事のできた今の私だから言えること。
真っ只中にいるときには、肌なんかお構いなしだったくせに、現金なものである。


ただ、この1年は私にとって、肌荒れ恐怖に支配された最悪の期間だった。


1年経った今


治ったかもしれないし、治っていないかもしれない。
ただ間違いなく、荒れる前より肌も心も敏感になってしまったと思う。


普通以上にスキンケアに関して無頓着だった私であるが、肌荒れしてからというもの、ある種のノイローゼ状態というか、日々の肌状態の変化に一喜一憂するようになった。


振り幅が極端すぎて比較したくてもできないというのが正直なところだ。
自分のゼロ100思考に心底嫌気がさす。


化粧はまだ怖くてたまにしかできない。
というかビビりまくり、ここ半年は日焼け止めのみのほぼスッピンである。
ダイエットをこじらせ病気になるほど自分の容姿を人一倍気にする私にとって、これが何より辛いのだ。


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なぜに突然このような病み記事を書いたかというと…


なんとか肌の調子が落ち着いているここ一カ月。今のうちに化粧をして美容院に行こうと考えていた矢先、昨夜また肌が大荒れしてヤケになったからです。


あーせめて美容院くらいは綺麗にして出かけたかったー。


とりあえず今は、この酷い状態の肌に日焼け止めを塗ってもいいものか思案中。
今日は予約をキャンセルするかもしれないけれど、もし無理やり行ってまた肌荒れが酷くなったら、その対処法も含めてリポートしたいと思います。どなたかの参考になれば。


長々と愚痴を垂れ流したこと、心よりお詫び申し上げます。
読んでくださった方、ありがとうございました。


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