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アラサー不美人の哀れな美容事情

残念なアラサーの、残念な美容体験談。

下剤依存の話【前編】ダイエット依存、摂食障害の方へ

ダイエット依存や摂食障害により、下剤の大量服用をやめられなくなってしまった方。
そしてそのご家族、ご友人、恋人の方へ。


内容が内容なだけに、いつも来てくださっている方を少しでも不快なお気持ちにさせてしまったら大変申し訳ありません。


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当たり前のことですが、下剤、便秘薬は必要なときに適量を飲むものです。


便秘で辛いときに助けてもらう分にはまったく問題ないと思います。


けれど。
昔の私のように、いっぺんに何十錠もザラザラと飲むことはほんまのほんまにやめてほしい……


乱用を繰り返しているとどんどん薬の効きが悪くなり、いつの間にか1度に何十錠、時には100錠単位で大量服用してしまうようになります。


それが毎日続くのですから、精神的にも、肉体的にも、経済的にも、追い詰められてしまいます。


先に言っておくと、下剤の大量服用で痩せることなんか絶対にありません。


何度も言いますが、適量の服用ならいいんです。
ただ、乱用することだけは。
絶対に絶対に絶対に、あかんよ!!!


けれど……


今よりステキな人生を送るために痩せようと思ったはずが、ダイエットに支配され、体重計に表示される数字に支配され、いつの間にか「痩せる」というその目的自体に人生を乗っ取られてしまった方……


私たちだって理屈や常識はきちんと分かっています。


なのになのに、「体の中に何かが入っている」というだけで、気が狂いそうなほど不安になってしまうその気持ち。


私も同じでした。


まともに食べることもできず体重が20キロ台になっても、まだなお痩せることにこだわっていた3年前の私。


「自業自得」と言われてしまえば反論の余地はない(私の場合は)ねんけど、みんな本心ではやりたくてやっている訳ではない。


止めたいのに止めたら生きていけない。
言葉では言い表せないほどの苛立ち、後ろめたさ、焦り、不安、恐怖。
が、あの世界には、確実に、ある。


1ミクロンでもどなたかの参考になることを願って、当時の話をしたいと思います。


【「分かっているのに止められない」恐怖】


ピンクの小粒サマ…


小さくてビビッドな可愛いお姿をなさっているにも関わらず、その内面は大変凶暴であらせられる…


愚かなわたくしは所詮、貴方様の手のひらで踊らされているだけの存在に過ぎないのでございます…



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下剤の大量服用が辞められないという方、とても多くいらっしゃいますよね。


何を隠そう、私もそのうちの1人でした。


今では下剤を飲まなくても何ら問題ないところまで回復しましたが、プルーン、お茶、サプリなど便秘に効くとされているありとあらゆるものは、依然として効きにくいままです。


下剤乱用の何が怖いかと聞かれてまず思いつくのは、あの吐き気すら伴う地獄のような痛み。


しかし、最も恐ろしいのは、「いつ効いてくるのか」がまったく読めないところではないでしょうか。


薬の説明書には、目安の時間が書いてあるけれど…毎回マニュアル通りに事が運ぶわけではないのが、人生ってものやねんな。


初めのうちは「夜飲めば朝効く」ねんけど、乱用を繰り返すうち、効果の現れる時間は徐々にまちまちになっていきます。


最悪、どんなに辛くてもずっと家のトイレにこもることができるのなら何とかなりましょう。


私が何よりも恐れていたのは、通勤電車の中で薬が効いてくることです。


【下剤で痩せるわけがない】


下剤依存ピークのころ。


「必ず座ることができる」という理由から、全席指定の快速電車を利用していました。


指定席代を稼ぐために会社に行っていたようなものです


お金を稼ぎに行くために快速電車に乗り、稼いだお金で指定席を買っていたんです。


まったく本末転倒すぎて、我ながら呆れます。


途中でどんなに体調が悪くなっても、冷や汗をダラダラ流しながら、ひたすら耐える、耐える、耐えるのみ!


「一生のお願いです、おさまって…」と、毎回毎回、祈るような気持ちで…



…お~い、自分よ!
基本、「一生のお願い」は人生に1回しかないんやで(笑)


私、今世で一生のお願い使い過ぎて、もう来世も、来々世も、来々々世も、この先100世くらいは、神様へのお願い使えませんわぁ……(笑)


100世って何やねんな……(笑)


そもそも冷静に考えて、下剤で痩せるわけがありません。


そんなことはとっくの昔に理解しているはずなのに、下剤がもたらすなんとも言えない安心感が病みつきになってしまって…


大量に飲むと、なぜか落ち着くんですよね。


体の中のものだけでなく、過食したことに対する罪悪感や、「これから太るかもしれない」という恐怖感も、少なからず取り除いてくれるような気がして。


下剤に日常生活を支配されてもなお、その安心感を手放すことができませんでした。


【朝の悲劇(事前に予想はできたけど)】


そんな毎日を送っていたある朝。


私は通勤電車の中で、猛烈な吐き気に耐えていました。


「今日は吐き気がひどいかわりに、お腹が全然痛くない…」


それがなんだか不気味でした。


それでもなんとか目的の駅までたどり着き、下車して、改札を出て、しばらく歩いて。


…うん、大丈夫。  
…よしよし、いい調子だ。
…とりあえず、タクシーを拾ってなんとか会社まで…


そう思った瞬間。


「オイ、そこの愚かな人間よ…アホみたいな顔して余裕かましてられるのも、今のうちやで…ニヤリ」


下剤の精の声が聞こえた気がした…(笑)


……と同時に、目の前が真っ白に……


気がつくと、そこは駅の救護室(?)でした。



ありがたいことに幼い頃から体が丈夫で、それまで貧血や失神などを経験したことが一度もなかった私。


『目の前が真っ白』とか、『目覚めたら保健室』とか、嘘やろ」


なんて、ずっと思っていたのですが。


申し訳ありません。
土下座して謝りたいです。
ほんまでしたわ。


心配そうに私に付き添う駅員さん。
ご親切に、お水まで差し出して下さって…


申し訳なさすぎて、もう消えてしまいたかった。


長くなって申し訳ありません。
後編(下剤依存の話【後編】誰かに頼ること - アラサー不美人の哀れな美容事情)に続きます。


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