アラサー不美人の哀れな美容事情

「アラフォー不美人」に改名する機会を探り中。

私が女同士で写真を撮りたくない理由はね


某家電量販店の、なぜか鏡張りにされたエスカレーター周辺……そしてそこに写る自分の姿がブサイクすぎて心が折れた昨日……


テンションガタ落ちのままお送りしますこんにちは。


私は、女同士で写真を撮るのが苦手です。


なぜなら、女性は男性に比べてお顔全体の造りが小ぶりであることが多いからです。


まぁ、「ツーショット相手が男性だったにもかかわらず私の方がデカかった……」という惨事に遭遇したことも多々々々々々々々々ありますけども〈というか、ほぼ毎回かも〉


私めのような下々の者の結婚式にわざわざ足をお運びいただいた常務〈60代・男性・小太り……いや、大太り〉と、これまたもったいなくも写真撮影させていただいた際、私の方が圧倒的に顔デカいという事実が判明➡︎メンタルの大雪崩が起きた……といったこともありましたけども。


もう、雪崩どころか山ごと崩壊するんじゃないかくらいの勢いでゴロンゴロンと崩れ落ちましたけども。


でもまぁ、60代男性が仮にも20代女性〈当時〉の私より「可愛く写りたぁい❤︎ 」とバトルを仕掛けてくることはそうそうありませんので、そこは安心です。


しかし、しかしだ。


ちょっと話逸れますけど、最近の「女の顔は小さければ小さいほど良し」みたいな風潮、アレ一体なんなんですか。
10頭身美女とかさ。


若い女性が自己否定に苦しむきっかけになっちゃうじゃんよっっっ!
東洋人なんやから、デカくてもえーやんっ!!
しゃーないやんっ!!!


……そう。こうして


ハイ、チー「ス……」モンスター


が誕生するわけでございますね。


え?


「ハイ、チー『ス……』モンスター」って何かって?


それはね。


「複数人で写真を撮る際、シャッターが切られる瞬間に『ス……』と一歩後ろに下がることで、自分だけ小顔に写ろうとする世にも恐ろしい人々」のことだよ。



そんな彼女らに対して「チ……」と腹をたてる器の小さい私は「ハイ、チー『チ……』モンスター」かな……(笑)
チッチキチー……


あらかじめ後ろに下がることで周囲にその不正がバレることを恐れてか、「カメラをパシャ★ する 0.5秒前」くらいのタイミングで巧妙に「ス……」する人たち。


こちとら、「マジでブチギレ5秒前」だよ❤︎


分かってる。
彼女たちは悪くないってことは。
悪いのは必要以上に小顔をチヤホヤしがちなこの社会なんだってことは【演説by「日本大顔推進党 / 党首 / アラサー不美人〈私〉】


けど、けどね、だからといって、他人を……仮にも同じ写真におさまるほどの間柄の人間を売るのは違うんじゃなかろーかっ(笑)!


ハイ、チーーー「ス……………」じゃねえんだわ。


もういっそ「ハイ、チー」で撮るぞ。
ブレブレに写るがよい。
そしてその悪業、白日の下に晒されるがよい。
フハハ。


それか、思い切り前方に出てやるぞ。
私だけフラッシュたっぷり浴びて、美白美人になってやる。


出来上がった写真に写る背後霊のように陰った己の姿を見て、せいぜい自責の念に苦しむがよい。


フハハハハハハハハハハハハハハハハ……


ハ……ハ……


って、なんだなんだ、写真のほぼ全画面を占拠する真っ白で巨大なこの物体は〈アンタの顔面だよ〉



広大な敷地面積を誇る……煌めきの銀世界をお楽しみください……
……て、スキー場の広告かよ。


あ〜あ……
奢れるものも久しからず……か……
〈絶対用法違うと思う〉


あ〜あ……
人のふり見て我がふり直せ……か……
〈おっ♬ 正ーー解ーーー!! 〉


────────


でね。
私がどうやって自分の心を守っているかというとですね。


➊ 突如変顔

美醜マウンティングからあえて〈⬅︎出た伝家の宝刀「あえて」(笑)! 〉おりてみる。


➋ 正直に告白 / 素直に依頼



自分と似たり寄ったりの顔面積〈顔面の面積=顔面積〉を持つ相手には通用しませんが、自分より明らかに小顔な相手にはいっそ「顔デカがコンプレックスなんです」と告白して同情を買ってみる。


で、晴れてオフィシャル★「ハイ、チー『ス……』モンスター」に認定していただくという流れ。


どうすか?
この、義理と人情に厚い日本人の習性を巧みに利用した画期的なシステム〈⬅︎どこがや〉


若いころはウソや小細工を重ねたものですが……
三十の声を聞くころ、やっと気づきました。
人間、正直が一番。
無駄なプライドは、捨てた方がラクになれるのだということに……♪(´ε` )


というわけで現場からは以上ですスタジオにお返しします。


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