アラサー不美人の哀れな美容事情

「アラフォー不美人」に改名する機会を探り中。

「痛くならない靴」になんて、一生出会えないのではないかと思う


「おしゃれは足元から」とはよく言ったものですが、女性のハイヒールはもちろん、男性の革靴がもたらす痛みも相当なものだと聞きます。


みなさんは「痛くならない靴」に出会ったことはありますか?


私はありません。
ただの一度も。


けれど、最初から希望を捨てていたわけではありません。


「今は私の靴選びが甘いだけ。この先もっと見る目を養えば……」


「大人になって高価な靴が買えるようになれば……」


きっといつか、一日中「まっっっっったく」痛くならない運命の一足に出会えるものだと信じていました。


しかーし!
現実はそんなに甘くなかった……
「まっっっっったく」痛くならない靴なんて、おそらく存在しないんですよね。


どんな靴でも長時間履いていれば、もれなく痛くなるという絶望。諦念。


本当にもう、痛くて痛くて。
この世の終わりとはこのことを言うのではないかと思うくらい……


とっても健気な足の親指。
私の歩行を助けたいがために、その全体重を一身に受け止めて……


まるで自らが盾となり、部下を救わんとする刑事のようです。


「オレのことはいいから、早く逃げろ……」


……今にもそんな声が聞こえてきそう……
いやお気持ちはありがたいのですが、逃げようにも足の親指がないことには。



そうして長年、痛みに耐えながらも靴から靴へと渡り歩く私……


次こそは、次こそはと期待を込めつつ、何度も何度も裏切られる私……


そんな私はシンデレラ〈刑事モノの次はグリム童話、キターーー〉


私、妹を苛めたりなんかしていないのに〈ごめんウソついた。ちょっとしたかも(笑)〉……


王子様との玉の輿婚とかも狙っていないのに……


ひでえよ。・゜・(ノД`)・゜・。



それからサイズの在庫切れ率ね。


運命の靴どころか、サイズが合わなきゃお話にならんでしょう。


私、23.0〜23.5センチの平均サイズ。


日本人女性としてはド標準。
じゃあ品揃え豊富やん!?
……と……思いきや……


まーーーーー品切れが多い。
そりゃそうですよね。
ド標準てことは、それだけ該当者が多いってことですから。
その分、買う人が多いってことですから。


でもね。
小さめ足さん、大きめ足さんの「靴をたずねて三千里」バナシもよく耳にします。


うん。
それもね、すごくすごく分かるんです。


ちょっと脱線して、洋服の話になりますが。


私、数十キロ単位の体重増減経験があるにもかかわらず、だいたいいつも服のサイズは小さめなんです。


なぜかというと、ギャグ漫画並みに手足が短いんですよね。
要は太さ的な問題ではなく、長さ的な問題。
残念無念しかくめん。


だって、いくら太っていても小学3年生に大人用のLサイズは合わないですよね? そういうことです〈どういうこと(笑)? 〉


というわけで私の場合、大抵の大人服【長袖】は自動的に萌え袖に……



なので、ムチムチの二の腕やお腹が気にならず、なおかつ短い手足に上手いことフィットする……そんな「運命の1着」を見つけるよりほかない。


もしくは7分丈を10分丈として着るとか。
あ。これは世に言う「プライドかなぐり捨て系女子」ね。
ここテストに出まーす!!


……とまぁ、服ですらこれほどまでに難航するサイズ選び。
靴ならなおさら困難を極めるに決まっています。


「なんで!?!?!?
なんで欲しいサイズに限って、いっつもいっつも在庫切れ!?!?!? 」


となりますよね。ええ。


私だけが特別な訳ではなく、みんなみーんな、それぞれ終わらない旅の途中なんです。


「シンデレラ……この靴はいかがですか? 」


……な〜んて麗しのプリンスにご登場いただいたところで、「ハイ、王子様。ヒール低めの靴は、すでに何度も試しております」としか言いようがないわけで。


でも、全然ダメ。


……ん?
なになに?


……ええ。
カッコいいピンヒールを諦めて、太めのヒールを試したりもしました。


やっぱり、ダメ。


え?
ああハイハイ、ウエッジソールね。
買いましたとも買いましたとも。


しかしながら、ダメ。


……ってちょっとちょっと王子、そんな逆ギレしないでくださいよ。


「カネにモノを言わせれば何か変わるかもしれない」って?


イヤイヤすでにお高めブランドの靴にも手を出しましたって。
数ヶ月間モヤシ生活覚悟で……


にもかかわらず、ダメ。



あーあ。
コレ私、確実にシンデレラじゃないパターンのやつですよね。
「意地悪な姉」のパターンのやつですよね。


ヒロイン失格か……
もういっそ今世はモブキャラ極めて、主役は来世に持ち越しですな。うん。


で、今世での対策はと言いますと、もうあれですね。
靴を足に寄せていくのではなく、足を靴に寄せていくしかない。
ハイヒールの神、Perfumeあ〜ちゃんの名言です。



つまりは「初めから自分にぴったりの靴なんてない。中敷き等を駆使して自分に合う靴を作るのだ」ということですね。


プロですら、「合う靴探し」に苦労している……
この話を聞いたとき、「靴とは痛いものなのだ」と確信いたしました。


あーあ。
フォーマルな場面にもクロックスを履くのが常識な世の中にならんかなぁ。


あ、クロックスはパチモンでお願いね❤︎
正規品、何気に高いから。


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