疲れたアラサー女のお悩み相談室
大変ふざけた内容です。
くれぐれも真面目に読むことないよう、ご注意くださいませ❤︎
【Q1】
私生活で追い詰められると、ついつい「生まれた意味」や「宇宙の起源」などへ想いを馳せてしまい、何も手につかなくなってしまいます。
〈32歳 / 会社員 / 営業職 / アラサー不美人さん〉
【A1】
アラサー不美人さん、はじめまして。
本日相談員を務めます、食べ過ぎ大学しんどい学部教授のアラフィフ不美人です。
年度末の波に飲まれ、眉毛と口毛が絶賛ワサり中のアラサー不美人さん。
伸びきった眉毛って、うつ伏せに寝ると寝癖つきませんか……? あと、フェイスパックを施した直後も、押さえつけられた眉毛に妙な痕跡が……
常日頃「女捨ててる感」に負い目を感じているにもかかわらず、追い打ちをかけるようにコンビニでピチピチの女子高生とすれ違ってしまいましたね。
10代が放つ「生物としての美しさ」。
「若さ」などという表面的な言葉では表現できないその輝きに圧倒され、彼女たちと自身との差を目の当たりにしたくないあまり、無駄にスケールのデカいテーマに逃げている状態と言えます。
しかし「若さ」を失いつつある貴女もまた、生きている。
それだけは紛れもない事実ですから、眉毛や口毛の成長っぷりを逆手に取り、
「あぁ私の細胞も、まだまだ頑張って分裂を繰り返しているんだなぁ」
と感謝の気持ちを忘れずにいることが大切です。
「ありがとう細胞」。
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【Q2】
現実逃避の方法が、お酒以外に思いつきません。
しかし不幸にもほとんど飲めない体質の私。逃げ場がなくてツライです。
【A2】
昨年12月20日付の英科学誌『ネイ◯ャー』電子版に発表されている非常に有名な事例として「スナック菓子摂取率、修羅場に高まりがちの法則」があります。
熱燗をチビチビ……もいいですが、春フレーバーの限定ポテチをチビチビいくのもまたオツなもの。
たまに出会う「パウダーがかかりすぎてちょっと味が濃くなった部分」を口にしたとき、人生の喜びを実感することができるはずです。
中身が残り少なくなったら、袋を持ったまま上を向き、底に溜まった細かいポテチをクイッといきましょう。
はい、イッキ! イッキ!
降水確率……いや降ポテ確率〈ポテチのカケラが顔面に降ってくる確率〉は70%となる見込みです。
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【Q3】
疲れがたまってくると、ブラジャーなど普段であればなんともない外部刺激で肌がカユくなります。
あと、極度のなで肩のせいで、肩からありとあらゆる「ヒモ」がずり下がり、かつそれを直す気力すらないため、少しでも腕を挙げるとヒモが「ビーン」となりイライラします。
ブラヒモ、キャミヒモ、タンクトップヒモ、肩掛けカバンの持ち手……
もう、すべてがずり落ちます。
リュックの持ち手は、ダブルで落ちて気だるい高校生風に仕上がります。
【A3】
事前アンケートを拝見したところ、アラサー不美人さんは
〈電車利用を伴う外出 : ブラジャー〉
〈電車利用を伴わない外出 : ブラトップ〉
〈外出しないとき : ノーブラ〉
という3段階システムを採用しているとのことですが……
この際、お疲れのときは思いきってこのシステムをスクラップ&ビルドし、
〈電車利用を伴う外出 : ブラトップ〉
〈電車利用を伴わない外出 & 外出しないとき: ノーブラ〉
の2段階へと、システムの大幅な再構築を試みてはいかがでしょうか。
うららかな春の陽気にはすこぶる不自然な厚手のコートを羽織り、さらに重めにカットされたロングヘアーを胸前に垂らせばなんら問題ありません。
これが「ブラトップ率、修羅場に高まりがちの法則」です。
まぁ、ひどいときにはブラトップのゴム、果てはパンツのゴムですらカユくなりますがね。
これは、【A2】の「スナック菓子率、修羅場高まりがちの法則」からくる栄養の偏りに起因する場合もあります。
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【Q4】
せっかくの休日、寝ているだけで終わったことに後悔してしまいます。