最低な部屋着のつくりかた
「海外では、小顔は褒め言葉じゃないんだよー」とかなんとかいうけどさぁ。
……パリコレモデルは、大体みんな小顔やん……!
まぁね。
決して「海外では大顔が良しとされている」という意味ではなく、「小顔が当たり前すぎて、褒め言葉としては成立しない」って程度の意味なんでしょうけどさ。
あぁ、小顔が何かともてはやされる現代日本。
今回は、この忌まわしき世界と同時進行している〈かもしれない〉夢のパラレルワールド、「大顔礼賛社会・NIPPON」のお話です。
顔はデカければデカいほど良しとされるこの世界では、大顔モデルのアラサー不美人さん(33)が現在ブレイク中らしく……?
▼トップス
▼季節別
〈ここでは、「ヤバイ=可愛い」の意〉
〈いうまでもないが、広末涼子的な透明感ではなく、幽霊的な透明感である〉
全裸やパンツ一丁さえ避ければ……
▼インナー
〈ここでの「恵まれた骨格」とは、「デカくてごつい頭蓋骨」の意〉
ライトグレーのヒートテック×ロイヤルブルーのブラジャーはキケン!
▼ボトムス
①裏起毛タイツ
②レッグウォーマー
③モコモコ靴下
④裏起毛パンツ〈ズボン〉
とにかくなんでも「イン」「いん」「IN」!
タイツの中にヒートテックをイン!
ズボンを履いて、厚手のトップスをいん!
最後の仕上げに、ズボンの裾を靴下にIN!
ところで、スウェットズボンの調節ヒモ…
そこで一工夫!
しかしそれでもたりなくて、結局ウエスト部分を何度か折り曲げることに…
同じ手法でスカートを短くし、ぐっちゃぐちゃのプリーツでドヤ顔していた中学時代を思い出す瞬間です❤︎
ところで……
どんなに部屋着が酷くても、コートを着れば外出可能❤︎はよく聞く話ですよね。
でもでもじゃあさ、ボトムスは!?
穴の空いた男物スウェット……コレではさすがにコンビニも厳しい!?
で、こう⤵︎⤵︎⤵︎
ズボンを履いたまま上からロンスカ
➡︎あったかい❤︎
➡︎一度経験すると、もうコレ以外考えられない
➡︎開けてはいけない扉を開けてしまった感
➡︎コンビニから帰宅後
➡︎案の定ズボン+ロンスカのあったかさから抜け出せない
➡︎「外出時のみやむを得ず」だったはずのズボン+ロンスカが、いつのまにか通常営業の部屋着に
▼アウター
〈ここでの「抜群のスタイル」は「5頭身」の意〉
あらゆるドアの取っ手に引っかかる、ドルマン風のゆとりある袖口がポイント!
▼手元
↑スマホが触れるよう、左右人差し指と親指の先をハサミでスパッと。
その先っぽが、徐々にほどけてボロボロに❤︎
ボロ雑巾以下の「抜け感」が気分❤︎
▼ヘアスタイル
アラサー不美人さんの定番は、ちゃんとしたお団子ヘアーではなく、ポニテの最後を輪っかにするスタイル❤︎
でも冬は、寒いのでもっぱら髪を下ろして❤︎