捨てきれない二重まぶたへのこだわり
ウチら一生転勤族……
故郷に戻れるのはいつの日か……
……ということで、数年に1度の都道府県を股にかけた引っ越しを控えたここ最近。
結婚後、幾度となく重ねた大移動。
20代のころは平気でも、三十路過ぎの体にはこたえる……
しかし大きな疲れとともに私のまぶたにやってきたのは、同じくらい……いやそれ以上に大きな大きな幸運でした。
そう、引っ越し準備でヘトヘトになった私のまぶたは、人生最大の二重フィーバーへと突入しているのです……!
……ということで、本日のエントリーは⤵︎⤵︎⤵︎
……の数ヶ月後のまぶたの様子を綴った、世界一どうでもいい物語です。
あまりにも個人的でつまらない内容であるため、読んでくださる方は心してお読みください。
マッサージやアイプチ、爪でクセ付け…
医学的にあまりよろしくなさそうなアプローチを延々繰り返しても、一晩寝たらまた奥二重。
寝相や浮腫みレベルによって多少のアレンジは可能ですが、思い通りに調整するのは残念ながら困難です。
それならもういっそのこと、諦めの境地に達するのがオススメ!
この際流れに身を任せ、占い気分で「今日のまぶた」を楽しむのもまたオツなものです。
奥二重➡︎ ラッキーパーソンは「リュックの位置が高い人」
普通の二重➡︎ 人の話をよく聞いて!
幅広二重➡︎ 忘れ物には要注意★
もし芸能人なら間違いなく「整形疑惑!」とか何とか書かれるであろうスタイル〈整形が悪いこととは微塵も思わないけれど、あることないこと書かれるのはやっぱり嫌ですよね〉!
ただし私は取り立てて何の特技も持たない凡人クイーンであるため、「もし芸能人になったら…」と仮定すること自体が杞憂!
そのため特別なアレンジは不要です。
寝起きに何もしなくてもバッチリキマる、とっても楽チンなスタイルですね★
状態 パッチリ二重
心情 浮かれ放題、ウキウキMAX
主張しまくる奥二重ラインから幅広二重ラインを守るべく、今まで以上にまぶたを慎重に扱うのがポイント!
眼球を上下左右に動かせば済む程度の視線の動きも、デリケートな二重幅を守るために顔ごと、いやむしろ体ごと動かし、挙動不審感を演出するといいでしょう!
また、まぶたの皮膚をすくい上げるように目を見開いたり、恐る恐るゆっくりと瞬きしたりして消えかけた二重ラインを復活させるのもおススメです!
状態 不安定な二重
心情 ハラハラドキドキ
30代の私が❶〜❸の間維持していた二重と、10〜20代の頃のアイプチ二重や寝起き二重との違い。
それは「なんの道具も使うことなく」また「比較的長期間」幅広二重が維持されること。
そのため、「今度こそはこの二重ラインが定着し、半永久的な二重が手に入るのではないか」という淡い期待を抱かせてきます。
が、期待させるだけさせておいて、結局毎回裏切られることに……
状態 基本、奥二重
心情 期待した分、ちょっとガッカリ
────────────────────────
冒頭でご紹介した過去記事にも書いた通り、長年続けた「二重になるためのアレコレ」を一切手放し、あるがままの姿を受け入れはじめたこの数年間。
しかしここ最近は、少し様子が変わり始めました。
というのも、とても疲れた日の翌日以降、
幅広二重がしばらくキープされる
➡︎調子にのる
➡︎そんな矢先、以前の奥二重ラインが亡霊のように姿を現しはじめ
➡︎あえなく奥二重に逆戻り
という一連の流れを、延々繰り返すようになったのです。
一旦諦めたとはいえ、やはり長年憧れ続けた幅広二重が思いがけず出現し、そのまま一定期間続くとなると嬉しくなってしまうのもまた事実で……
でもまぁアレですわ。
いい歳してこんなことに一喜一憂している、浅はかな自分が恥ずかしい……とまぁそういうことなんですわ。
他に考えることがたくさんあるだろうという話。
いや、一喜一憂してもいい。
こう見えて女ですもの、やっぱり見た目は気になりますから。
ただ、こんなことをわざわざ得意げにブログで発表する自分が情けない……という話でございますわ。
─────────────────────────
最後にいつにも増してどうでもいい話ですが、私のまぶたのDNA事情について解説しておきます。
父
親のことを悪く言うのは大変心苦しいのですが……
でもね、私に似ている〈相手が父なので私「が」似ている、か〉という事実を書くだけで自動的に悪口になってしまうというこの切なさ、どうか理解していただけると……
「のび太のくせに」よりヒドイです。
ちなみに私にものすごくソックリな芸能人〈もちろんアピールポイントが美貌ではない方〉がいらっしゃるのですが〈これも「私『に』ソックリ」ではなく「私『が』ソックリ」ですね〉、「私がその方に瓜二つ」というだけで失礼にあたる気がして人前では口に出せません。
母
二重になった時期は30代前半。
一重時代も、脂肪の少ないスッキリまぶたが特徴的なそこそこの美人〈言うまでもなく、世間には一重の超絶美人が沢山います。ウチの母がそこそこなだけで〉。
……さて、
若かりし頃の父 ➡︎ ぱっちり二重➡︎ ただし不美人の私とソックリ
若かりし頃の母 ➡︎ 一重 ➡︎ そこそこ美人
この時点で、「二重=美人」という単純な方程式は崩壊しました。
理解しておる。
理解してはおるのだが……
やはり世論に影響され、二重に憧れてしまうのが人情。
顔立ちは美人の母とかけ離れている私でも、老化で二重になるパターンだけは、どうにかこうにか似ないかなぁ…!
頼む!
どうか今の二重が、このまま定着しますように…!
と必死に祈る私を横目に、颯爽と通り過ぎる人物が。
その光り輝く後ろ姿の正体とは…