「ありえない濁音、半濁音を創造する」という、暇を持て余した下々の遊び
言語なんちゃら学とかそういう難しい話は抜きで聞いてくださいね。
私、頭悪いもので……よろしくお願いしますね。
濁音、半濁音ってありますよね。
「どうして、
濁音は『か』『さ』『た』『は』行
半濁音は『は』行
しかないのだろうか? 」
って、考えませんか?
あっ……考えないですか……
ですよね。すみません黙ります。
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私には妹がいるのですが、幼い頃から現在(2人ともいい大人)に至るまで、
「本来なら濁音半濁音にならない音に、濁点半濁点をつける」
という遊びをしては、その度にお腹を抱えて笑い転げています。
かわいそうなほどに、幸せのハードルが低い姉妹なんです。
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「おねえちゃん、『あ』の右肩にマルつけたらどーなる!? 『ぱ』みたいなノリで!! 」
「えー? 『ぁぁあ⤴︎⤴︎⤴︎』じゃない!?!? 」
「ひぃーーーーっっっっ」
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ
【しばらく息が止まるほど笑う】
「それただ声を高くして語尾上げただけ……っ」
「じゃあさじゃあさ、『の』の右肩に点々つけたらどーなる!? 『ざ』みたいなノリで!! 」
「えーと…………『ん〜〜ぅど』!?!? 」
「お腹痛い(笑)(笑)(笑)」
「それただの『と』に点々になってるし(笑)! それプラス、声が野太くなってるだけだし(笑)! 」
「変な声出したらノドぶっ壊れたし(笑)(笑)(笑)」
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あ、あと「ひゃ」とか、「ぐゎ」とか、「じぇ」とかありますよね。
「拗音」て言うんですか?
調べてみたところ、なにやらややこしい分類がありそうですから、ここでは「小さい文字」と呼びますが……
この小さい文字も、「あ」「や」行、それから「わ」しかないのはなぜなんでしょう?
からの、
⬇︎
「おねえちゃん、じゃあさ、『り』の右肩にマルをつけて、次が小さい『ね』で、最後に『は』の右肩に点々! やってみて! 」
「ウーーンウーーン……『り⤴︎⤴︎んねぇぇば!!! 』」
「小さい『ね』の部分、声が小さくなってるだけだし(笑)!
……てかさ……そういや、『ば』て普通にあるし(笑)! 」
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濁音は声を低く、半濁音は声を高く、ちっちゃい字は声をちっちゃくすることで表現しようとする姉妹……
「じゃあさ…『ぴ』の右肩にマルつけたら!? 」
……
「………!!! 」
……………………………笑っっっ…………………………
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この度「全日本不憫すぎるアホ選手権大会〜ダブルスの部/西日本代表〜に選出されましたアラサー不美人と、その妹がお送りしました。
全国大会でも日頃の練習の成果を存分に発揮し、西日本の名に恥じぬよう精一杯頑張りたいと思います。
……皆さんも生きることに疲れた時にはぜひ、このくだらなすぎる遊びで、ツライ人生に笑いのスパイスを効かせてみてくださいね❤︎
あまりのくだらなさに呆れて余計にイライラする結果になっても、責任は負いませんが。